「とかいのねずみといなかのねずみ」 大人が読んだ みんなの声

イソップの昔話ですが、新しい解釈の絵本ということで興味を持ちました。
隣の芝生は青い、、という教訓的なお話を、現代的にアレンジしたのですね。
どちらもいいところがあるというのは、とても良心的だけれど、ちょっと物足りない気もします。
絵は躍動感もあり、とっても好きです。

絵本の表現力が際だった　すばらしいとおもいました！

イソップのお話しは　よく知っています　　　　
いきなり　うしのうんちに　びっくりの　とかいのねずみ
みごとな　絵の表現に　素晴らしさを感じます
「きみのすむせかいは　すばらしい」　　　　おひさまが　地面から登る
知らない世界に住んでいると　　日の出も　すごい　感動ですね

このような　感動を　いっぱいしたいと思いますね　　　
このねずみのように
反対に　いなかのねずみが　都会へ行くと　　　あまりのにぎやかさに　目がまわりそう
いなかのねずみも　都会の素晴らしさに　感動しました

でも　お互いに　自分の住んでいるところが　一番だと気がつくのです
お互いの良さも認めながらも・・・・
　
「きみには　きみのせかいがあり　ぼくには　ぼくのせかいが　ある　　
二つの世界は　ずいぶんちがうけれども　どちらもすばらしい」

この考え方は　この世に生きている　それぞれが　大切にしたいことだと思いました

とても　さわやかな　ステキなお話しと　素晴らしい絵でした

イソップの中でも有名なお話ですが，こちらの絵本は，ちょっと現代的な雰囲気の「とかいのねずみといなかのねずみ」のお話ですね。
そこがまたよかったです。
どこに住んでも一長一短あり，でもそれぞれ認め合ったまた自分の住む所に戻って行くというところがとても素敵です！
大人が読んでも心に感じるものがあるのがイソップですね！！

たくさんの絵本がある、イソップのお話ですが、こちらの作品では新しい目線を感じることができました。
都会にも、いいところ・悪いところがある
田舎にも、いいところ・悪いところがある
「ふたつのせかいは　ずいぶんちがうけれど、どちらもすばらしい」という文章に、新しい風を感じます。
広い世界に飛び立つであろう子供達には、ぜひ、このようなものの見方を身に着けて欲しいです。