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みずいろのぞう」 大人が読んだ みんなの声

みずいろのぞう 作・絵:nakaban
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2011年08月
ISBN:9784593560790
評価スコア 4.13
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みんなの声 総数 15
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大人が読んだ みんなの声から

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8件見つかりました

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  • 人生も似ているかも。

    遠くを目指して旅をするみずいろのぞうのお話です。
    りんごの木と共に旅をしますが,途中途中で出会いと別れがあり,それでもみずいろのぞうは自分で旅を続けることを選んで最後は一人で歩き続けます。
    小さな子供は,この絵本を「川の終わりはどこだろう」とわくわくしながら読むでしょう。
    大人は,この絵本をもしかしたら人生に例えたりもするかも知れません。
    人生も出会いと別れの繰り返しで,それでも自分で決めた道を歩いていく。
    そんな想いを私は感じながら,この絵本を読みました。

    投稿日:2015/10/30

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  • 私に似てる

    この本を読んで思ったのはこのゾウ、私に似てるかも、と思いました。自分の求めることを探し続け一人で旅に出る。私も若いころずっとそうやって頑張ってきました。最後にたどり着いたところが正解かどうかは自分自身の判断ですが、なんだかいろいろ考えさせられました。奥深い1冊だと思います。どっちかというと大人向きかな。と思いました。

    投稿日:2024/06/15

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  • 旅するぞう

    一人ぼっちのみずいろのぞうが、川に沿って旅を始めました。
    何かを期待していたのでしょう。
    nakabanさんの描く旅路の風景は、心象風景のようでもあります。
    ぞうは、流れて来たりんごの木を共にして旅を続けます。
    物知りのりんごの木は、知識の木のようでもあります。
    みずいろのぞうは、仲間のぞうたちが暮らす場所にたどり着きました。
    でもそこで留まらなかったことが不思議です。
    みずいろのぞうは、仲間が欲しかった訳ではなかったのですね。
    川の終着点で、ぞうはりんごの木に別れを告げます。
    もっともっと先に行きたくなったのです。
    この気持ちが、旅の姿かも知れません。

    投稿日:2024/03/08

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  • どこまでも

    ひとりぼっちのみずいろのぞうが、
    ある日、みずたまりからのびている川の終わりを辿ります。
    途中でりんごの木という仲間を見つけ、
    りんごの木は途中で居心地の良い場所を見つけて旅をやめますが、
    みずいろのぞうの旅は続きます。
    みずいろのぞうの終わりなき旅はいつまで続くのでしょうか。

    投稿日:2021/04/21

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  • どこまで行くのかしら

    景色の絵がとてもきれいな絵本でした。
    初めの何もない場所から、水色のぞうが、出発する気持ちは
    分かるような気がします。
    りんごの木と言う仲間ができて、良かったと思いました。
    たどり着いた、ゾウ達の楽園のような土地は素晴らしく、
    どうして留まらないのだろうと思いました。

    投稿日:2020/12/26

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  • めにみえない、たいせつなもの。

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     みずいろのぞうは、自由そのもの、なのかなぁ。
    ほかの誰かに、評価されるものじゃぁない。
    みずいろのぞう自身が、生まれたその時に、神さまからもらったもの。
    誰もがもらっているのに、なぜか同じようで同じではない、
    そう考えてしまう、ふしぎなもの。

     リンゴの木は、山の頂きに立つことを決めました。
    赤いぞうの仲間は、ぞうの森に群れて住むことを決めました。
    みんなそれぞれが、自由を得ているからこそできること。

     自分をさがす旅、それは価値あることでしょう。
    でももっとたいせつなことを、この絵本は教えてくれたよ。
    そうすることのできる自由を、だれもが持っていること。
    誰もそれを、否定することができない。
    たいせつなものは、めにみえないんだよ、
    仏さまの手のひらの、上のはなしでしょうけれど。

     nakabanさんの、深ーい絵本に、感謝。

    投稿日:2015/05/07

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  • 新しい世界へ

    nakabanさんの絵本は、懐かしいような少し淋しいような
    とても不思議な気持ちにさせてくれます。

    さみしいのに、それが何だか心地良いんです。

    この絵本も、そうでした。
    りんごの木と一緒に、川の終わりを目指すぞう・・・。

    りんごの木を山に植えたあと、ぞうの国に帰るのかと思いきや
    まだまだ先へ進むのですね。

    新しい世界へ旅立つとき、
    背中を押してくれそうな絵本です。

    投稿日:2014/04/03

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  • ほのぼの

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    こういうほのぼのとしたお話は、私は好きですが、
    子供からすると少し刺激が足りないでしょうか?

    特に大きな事件が起こるわけではないのですが、
    自分で作って水たまりからできた川を、水色のぞうが下っていくお話です。
    川の突き当りにある山から、
    そうさんが景色を見下ろす場面がなんだかいいなあと思いました。
    イラストが優しい感じで、ほのぼのと心温まりました。

    子供よりも疲れた大人にいいかもしれません。

    投稿日:2014/01/24

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