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猪子祭りそのものを知らないので、行事の絵本としてはあまり意識ができないのですが、お話としては面白く読みました。 三人の娘の末娘が、猿やカッパや鬼に嫁いでいく類話を思い起こすと、どうして末娘なのだろうと考え、当然上の姉たちの身勝手さを憂えてしまうのですが、本当は誰だって怪しげな輩に無条件で嫁ごうなどとは思わないのです。 それだけに、末娘の健気さ闊達さ明晰さに感じ入るのですが、このお話については残酷さが一番目についてしまいました。 こんな仕打ちを受けたら、祟りがあって仕方がないと思ってしまいました。 祭礼で猪の怒りを鎮めるというのも、人間の身勝手な封印に過ぎるようにも感じるのですが、せめて収穫を祝うことだけを考えることにしましょう。
投稿日:2020/10/10
旧暦10月に行われている「亥の子祭り」、収穫感謝の祭の由来についての再話です。 3人娘しかおらず、男手が無く、畑仕事に苦労していた老夫婦に、 イノシシが、畑仕事を手伝ったら、娘を嫁にほしい、と話を持ち掛けます。 軽く請け負ったところが、イノシシがノルマの仕事をしてしまい、 夫婦は娘を差し出すことに。 でも、頭のいい末娘は見事にイノシシを退治してしまいます。 ところが、イノシシの祟りが…。 この祟りを鎮めるために、というのが始まりだそうですね。 イノシシ退治の場面は、昔話らしく、かちかち山とよく似ていますね。 あとがきによると、秋から冬への区切りでもあるようです。 祭りに込められた古来の人々の想いを体感してほしいですね。 幼稚園児くらいから、どうぞ。
投稿日:2014/10/21
谷真介(文)×赤坂三好(絵)の『行事むかしむかし』シリーズの1冊です。 「いのこ」は“イノシシ”のことです。 はっきりした赤坂さんの絵が、物語の中のイノシシの(良くも悪くも)力強さがよく出ていました。 お話の展開としては面白いのですが、 ここに登場するイノシシはちょっとばかり脅しをかけただけで、実際に村を荒らしたわけでも、人にケガをさせたわけでもないので、とんでもない仕打ちをされてかわいそう過ぎました。 最後に再話者の谷さんから「亥の子祭り」についての解説があり、改めて豊穣の祭りが全国のいろいろなところで行われていたのだということも分かりました。しかも、地域によって祭られている動物(もの)が違ったりと、きちんと調べてみるとなお、面白そうです。
投稿日:2012/05/20
行事むかしむかし話・10月の収穫、感謝のお話です。 いのししのお嫁さんになるのは嫌だとは言え、いのししを殺してしまっ たのは、やっぱり可哀そうな気持ちがしました。何の落ち度はなかった いのししですが、いつも穫り入れ前の作物を荒らすのは確かだけど他に 方法はなかったのかとも思いました。亥の子祭りの由来を知ることの出 来る絵本です。田畑の収穫を祝うお祭りでもあり、いのししの死を慰め てあげるお祭りでもあり、豊穣の招来を祈念する行事、今の季節にぴっ たりの行事の由来を知ることが出来て感謝したいです。
投稿日:2011/10/12
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