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とりかえちゃん」 大人が読んだ みんなの声

とりかえちゃん 作:加藤 志異
絵:本 秀康
出版社:文溪堂 文溪堂の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2012年06月18日
ISBN:9784894237902
評価スコア 4.38
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みんなの声 総数 15
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8件見つかりました

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  • 贅沢品あふれる子ども世界への、絵本からの答え

    私は36歳、まさに親になっていてもおかしくない世代です。

    さて、我々の世代が小学生のころ、ちょうどファミコンブームがありました。

    以来、子ども相手の贅沢品が増えに増え、ゲーム機は子どもに欠かせないコミュニケーションツールになりました。
    また、有名ファッションブランドにおいて、子ども向けラインが登場したり、お母さんやおばあちゃんの手作りおやつよりも甘くて美味しいコンビニお菓子、最近では、基本無料をうたった携帯ゲームの、巧妙な課金によって、お金を使いすぎてしまうお子さんの問題が話題になりました。

    一方、私達が子どもだった時に比べて、両親の共働きは一層増え、両親、特にお母さんと子どもさんが一緒に過ごす時間は減っていきました。
    そして、そんな親と子の間隙を縫って子どもに浸透していく、贅沢品たち・・。

    そのような社会的背景に対して、言論や法規制など様々な方法で改良を図っていくことはもちろん大切なことでしょう。

    しかし、事は子どもとお母(父)さんとの間に生まれている問題。
    そのような密接かつ温もりが伝わりやすい間柄においては、「絵本」や「寓話」といったものもまた、作者や読み聞かせ手が想像していないほど、パワフルな効果を果たすのかもしれません。

    絵本は、子どもに身近な媒体だし、子どもが心を開きやすく、かつ主人公に共感しやすいですよね。
    「贅沢はいけない!」「高いものを買っちゃだめ!」と子どもに躾けるより、お子さんは、本書を読み聞かせられていくなかで、ストーリーの進展とともに、欲求・楽しさを過度に追い求める恐ろしさに対して、身につまされる感覚を味わうでしょう。
    (詳述はあえてしませんが。)

    さらに、それが解決し、お母(父)さんとの関係が「モノ」ではなく、
    「想いの強さ」「絆の強さ」「当たり前の存在のありがたさ」に基づくものだという、あたたかい感覚と、安心感に包まれる喜びを追体験して、ホッとニコニコする読後感を味わうことでしょう。

    その体験は、強いしつけの声より、きっとお子さんの胸にあたたかい物、響くものをのこし、長い時を経ても、色褪せないかもしれません。

    投稿日:2012/06/21

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  • 何だろう、私は、この手の絵本でも涙が流れて来てしまう。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    もし自分が自分の子供から取り替えられてしまう事を選択されてしまったらという恐怖からの涙かな…。色んなママが集まってくるページはずっと眺めていたい可愛さです。やっぱりママって、おっぱいがぴょこんと出てるものなんだね。

    投稿日:2017/07/18

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    1
  • 自分のお母さんが一番大好き!

    まさか、こんなことになってしまうなんて!

    今のままで充分幸せだったのに、欲を出してしまったブータン。
    やさしいママが大好きだったはずなのに、どうしてこんな事になってしまったのでしょう。

    生きていると、沢山の誘惑があります。思わず耳を傾けてしまう様な、甘い話も沢山。
    目先の事にとらわれずに慎重に選択することが大切ですが、
    気持ちが高揚している時には 冷静になることを忘れて、飛びついてしまうこともしばしば。

    それがもし、取り返しのつかないことだったら・・・
    もし、ブータンに奇跡が起きなかったら・・・と考えたら、怖くなってしまいました。

    お母さんは、世界でたった一人の大切な存在。
    どんなスーパーママだって、代わりになどならないのです。
    「やっぱり、自分のお母さんが一番大好き!」と改めて思える、素敵な絵本です。

    投稿日:2013/08/03

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    1
  • やっぱりほんとのママ

     ブータンのママが、自然体でほほえましいです。おなかいっぱいになって、木の下でお昼寝がきもちよさそう。
     そんなママを、とりかえてしまったブータン。たくさんのおもちゃをもったママです。ブータンの気持ちもよくわかります。

     でもやっぱり、ほんとのママがいないとさみしくなります。ブータンもとりかえちゃんも、ママといっしょに帰っていってホッとしました。
     いろいろな動物たちのママが楽しかったです。

    投稿日:2012/07/10

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    1
  • 楽しいけどちょっと怖い。

    発想が面白いけどちょっとなんだかとりかえちゃんが怖かったです。取り替えるのが好き、でもさすがにママを取り換えるのはどうかなって思いました。絵の雰囲気は明るいので印象は良かったです。子供たちは楽しんで読んでくれると思います。

    投稿日:2024/09/11

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  • ちょっとこわい

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子7歳、女の子5歳、女の子1歳

    とりかえちゃんがママをとりかえようと提案してきて、おいしい話についつい乗ってしまうブータン。
    ちょっとこわい話だなーと思いました。
    とりかえてもいいもの、悪いもの、本当にそれでいいのかよくよく考えないといけないですね。
    実際、ママとしてはとりかえに同意されてしまうと悲しいです。

    投稿日:2018/12/01

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  • 今日からここで

    かわいいこぶたちゃんの絵本だと思ったら、
    とても怖いお話でした。
    優しくて、なんの問題もないママなのに
    こぶたは、目先の欲につられて、
    思わず自分の大切なママをさしだしてしまいました。
    ことの重要性に気付いたのは家に帰ったとき。
    取り返しがついてよかったこと。
    子供だけの問題でもないって気もしました。

    投稿日:2016/11/11

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  • ブータンは大好きなママを とりかえちゃんの誘惑にまどわされてしまうんですね
    それにしてもとりかえちゃん  子どもの好きなおおもちゃで惑わすなんて 卑怯なやりかたです
    スーパーママなんてかっこいいと思わされて・・・あそんだけれど
    だまされて ひとりぼっちになって   大声で泣きます
    ママーーーー!!
     
    ブータンは大声で大好きなママをおもいだして 大粒の涙 なみだ 
    インパクトありますね ブータンの泣き顔

    ママのオンパレードもすごい 
    あんまりの大きな声に  たくさんの、ママがあつまってきたのですね
    おこめまま たこ焼きママ 歯ママとは よくこんなに集まったものですね

    とりかえちゃんママが現れて 一件落着  このままは良いままです
    とりかえちゃんのいたずらをちゃんと 叱っているんですから
    ママはこうでなくっちゃと 思いました!

    ブータンもママをとりかえるなんて言ったことを反省
    大好きなママは 一番ですものね!

    ハッピーエンド!    
    ママのカレーライス美味しかったことでしょうね

    投稿日:2013/05/10

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