とにかく、じっくりと眺める作品だと思います。
そう、題名の通り、ひたすら行列です。
最初の、「なんのぎょうれつ?」という質問に導かれ、一気にラストまで辿ってしまいますね。
並んでいる人たちをたどるのもバリエーションがありますし、
そこここで突っ込みどころいっぱいのサブストーリーが展開しています。
さらに、行列の舞台は、普通の草地の広場から、雷門&富士山、万里の長城、
砂漠や海、氷、ジャングル・・・と世界一周の勢いです。
しかも、行列には関係ない現地の人々も描かれ、行列は辿るのも難解になっていきます。
挙句には、「5000人突破」という看板まで!
読者も根気比べかもしれませんね。