「バナナのはなし」 大人が読んだ みんなの声

身近なバナナのことがとても詳しく描かれている絵本です。
この本を読むまでバナナがどんなふうに育つのか知らなかったので、とても勉強になりました。とれたバナナが私たちの手に届くまでも描かれていて、ちょっとした実験ものっていて面白いです。

朝、　ヨーグルトの中にバナナや果物をいれて食べるのが日課です

バナナはちょっとおなかがすいたとき　牛乳と一緒に食べるのもいいですね
そんなバナナのことがよく分かって　ますますバナナ　ファンになりました
大きなバナナの木は南国の暑くて雨の多い国で作られて日本に輸入されます
緑色のバナナで日本にやってきて　だんだん黄色いバナナ色にヘンシン
バナナの出来る様子よく分かりました。
バナナの栄養は葉で作られてて　バナナの白い筋は　ばななに栄養を運ぶ大事な役目があったのですね
うまくできているなあ
バナナは家に置いておくと　カワに黒い点ができます

この時があまくなった印なんですね

目から鱗の絵本でした！

表紙絵からインパクトのある､まさに「バナナ」のことをよ〜く教えてくれる絵本でした｡
表紙絵のバナナについているシール！よく見ると男の子がバナナの皮で滑ってる絵です。
そして裏表紙にはそのシール部分がアップになっていて、シールに書かれている字も読む読めます。
昔のマンガなどで、バナナの皮に滑るって逆はきたことありますが、実際バナナの皮で滑ってったことのある人を見たことはないですけどね。

バナナのみの付き方ぐらいは大人の知識と知っていましたが、この本で一番ビックリしたことは、バナナの実についている『すじ』の役目！
こんな筋に役目があったことも驚きですが、その役目が栄養を身に運ぶためのものとは……！！

この話はとても簡潔に楽しくバナナのことを知ることができます。
今はいつでもバナナが食べられますが、何となく南国のフルーツなので、あったかい時期の方が読むのにいい気がします。
小学校の低学年から高学年くらいのお子さんたちにいかがでしょうか？読み聞かせにもいいと思います。

毎日のように食べるバナナのお話ですが、食べることには、興味があってもバナナのことは、知らなかったなあって思いました。今日は、８ヶ月の孫にママがバナナを食べさせていましたが、甘くて美味しいからバナナは一本何の苦労もなしに食べてました。バナナのことがわかってよかったです。ああ、私もバナナが食べたくなりました。

かがくのともが好きなのと１００％ORENGEの及川賢治さんの作品だったのでこの絵本を選びました。表紙の美味しそうなバナナに魅せられました。この絵本を読む事でバナナの色々な事に詳しくなれるのが良いと思いました。特に、花や実がなっていく様子、どうやって子孫を繁栄させていくのかを分かり易く説明してくれている所が良かったです。青いバナナから黄色いバナナに変化していく様子の描き方も素敵でした。
【事務局注：このレビューは、「バナナの　はなし」かがくのとも　2009年4月号に寄せられたものです。】

子どもをひきつけるおいしそうなバナナが並んだ表紙。
バナナについて、知らない事がいっぱいでページをめくるたびに、「へぇ〜」を連発してしまいます。

一番おどろいたのは、バナナのすじの役目です。
無駄なものってないのですね〜

種のないバナナがどうやって増えていくのかも、興味深かったです。
身近なものに対して、新しい発見があるというのは、子どもだけではなく、大人にも嬉しいものですね。
親子で共有できるといいのではないでしょうか。
【事務局注：このレビューは、「バナナの　はなし」かがくのとも　2009年4月号に寄せられたものです。】

我が家にはとっても身近な存在のバナナ。
だけど意外とバナナのことを知らなかったことに気づかされ
そんな自分にちょっとびっくりした絵本です（笑）
バナナの実に貼りついている白い筋の秘密やバナナのなり方なんて
すぐに誰かに話したくなっちゃう感じです。
子ども達もこんな絵本は聞き入るでしょうね。
早く子どもたちに読んでみたいなぁ…そんなふうに思いました。

気になったのは　最後のページに書いてある
「バナナの皮に傷をつけてしばらくおくと黒く浮き上がる」という特徴のこと。
これはどうしてなのでしょうか？
答えは書いてありません。
これは　ぜひとも試して答えを考えたくなりますね。
謎を残した終わり方に子どもとの会話がはずみそうです。
【事務局注：このレビューは、「バナナの　はなし」かがくのとも　2009年4月号に寄せられたものです。】