「ねむりひめ」 大人が読んだ みんなの声

グリムのねむりひめはいろいろな絵本があります
牧野鈴子さんの絵が　繊細で緻密に描かれていて絵を見るだけでも楽しめました
子どものいないおきさきさまが出会ったのは　かえる「おひめさまはお生まれになりますよ」　　かわいいおひめさま
お祝いをするときに　おひめさまのゆくすえを守ってもらうために魔女達も呼ぶのだそうです
しかし　１３人の魔女のうち１２人しか呼ばれなかったのです
ここが　落とし穴なのですね
１３番目の魔女は悔しくて「１５歳でおひめさまは　つむに指されて死ぬ」
（つむとは、糸紬の時、手でよった糸を巻き付ける細い棒のこと）
１５歳のおひめさまは　予言通り　つむがゆびにささり　深い眠りにつくのです
ひめをたすけたのは　王子です　ここからのお話しはハッピーなんですが・・・　　　みんなが眠りについていて　目覚めるのです
　
きれいな絵は　ますます　ハッピーを呼んでいるように思えました

それにしても　魔女の恨みは恐ろしいですね
くれぐれも　足りないからと　おろそかにしないように　そんな教訓でもありました

グリム童話でも有名な「ねむりひめ」のお話。
有名な分，たくさん絵本も出版されているので，読み比べてみると面白いですね。
私が一番好きなイラストの「ねむりひめ」はこちらの絵本でした。
とにかくイラストが美しく惹きつけられました！
手元にほしい素敵な「ねむりひめ」絵本です。

願いがかなって生まれた子どもなのに、ひとりの魔女の邪心のために１００年の眠りについてしまった眠り姫。
お話は、「いばらひめ」「ねむりひめ」と数多くの絵本があるのですが、この牧野さんの絵は高学年以上向け。
ストーリーの行間を埋めるような背景に様々な素材を盛り込んだ絵。
洗練されていてロマンチック。
物語と絵の一体感もなかなかです。