最初のページを開くと、左に
「こわーい おにの おめん かぶっているの だあれ?」
と書かれている文字が。
右には赤鬼のお面と、お面の向こうに白黒の誰か。
仕掛けとなっているお面をめくると……牛さんでした。
次のページをめくると、また文字があって、
「しろい おたふくの おめん かぶっているの だあれ?」
右にはおたふくのお面と……。
お面とお面をかぶっている誰かには、共通点があるようです。
赤鬼のお面の時はツノのある牛で、おたふくのお面の時はふっくらしたぶたです。
その視点でそれからのページを見てみると、だるまのお面は重くて丸いから……とか、かっぱのお面は緑色だから……とか、お面の向こうの誰かを色々と想像できます。
読んでいるうちにだんだん楽しくなって、小さなお子さんは思いっきり喜びそうです。