「ぼくの兄ちゃん」 大人が読んだ みんなの声

えらそうに威張っているけれど、とっても怖がりな兄ちゃん。
主人公のこうたくんは、そんな兄ちゃんの弟です。

兄ちゃんは兄であることを笠に着て、こうたくんを夜中に起こしたり天井に絵を描かせたり。
自分が怖くないようにするために、こうたくんを使い放題です。
でもピンチの時には、しっかりと守ってくれるんですね。

やっぱり兄ちゃん！！
ですね。

どうしておにいちゃん、おねえちゃんっていばるんだろう。
先に生まれただけなのに。同じ家族なのに。
そんな疑問を持ちながらも、生きていくためには上級者の言うことを聞かなきゃならないんです。

そんなお話ですが、妹、弟の立場の人はすごく共感できるのではないでしようか。

しかし、いざとなったら助けてくれるお兄ちゃん！かっこいい！そうやってきょうだいは育っていくのですね。

最後に弟から投げ掛けられた質問の答えは「ずっとです！！」です。

全頁試し読みで読みました。よしながこうたくのインパクトのある絵に圧倒されっぱなしです。我がままで勝手気ままなお兄ちゃんですが、やっぱり弟がピンチの時には、助けに来てくるから、いいなあって思って読みました。賑やかすぎるおばけなので、反対に怖くなくて面白かったです！

兄貴風吹かせすぎだから！お兄ちゃん！私も妹なので弟さんの気持ちがよくわかります。何か理不尽ですよね。笑 極彩色のおばけの楽園、何て楽しそう。お化け屋敷もこんな感じだったら怖くないのにな〜。そんでこれ、ひょっとして実話ですか？笑

全ページためし読みで
楽しませていただきました

わかる〜
と〜ってもわかる、天井の節の模様

と〜ってもわかる上下関係（笑）
仕方ないのよ
弟はいつになっても、弟
でも、兄から見ると
弟の方が立ち回りうまくって
ずる〜い部分もあると思ったりするものです

それにしても
このお兄ちゃんのすごさは
絵に表れているものね
期待裏切らないよしなが作品

ん？
ご自身のこと？
絵も上手だし
上手過ぎて
笑っちゃいます

兄弟っていつの時代も
こうなんじゃないかな

えばりんぼなお兄ちゃんと、
そんなお兄ちゃんに振り回される弟。

本当にいそうなこの兄弟に、
いつの間にか夢中になっていました。

これは、男兄弟なら分かることなのかな？
子どもの頃って、きっとお兄ちゃんは絶対的な存在ですものね。

ふたりの性格がまったく異なっていて、
そのバランスがとても面白いです。

えばりんぼなだけではなく、
怖がりで、そして本当は弟思いのお兄ちゃん。

ちょっとレトロな絵柄が世界観にマッチしていて
楽しみながら読むことが出来ました。