「こんなかいじゅうみたことない」 大人が読んだ みんなの声

我が家にもいますよ、毎日家の中を立派に散らかしてくれる怪獣が…。片付けても片付けてもきりがないので片付けずに散らかしっぱなしにしていたら夫に叱られました。片付けては散らかされ、片付けては散らかされ…どこの家もこんな感じなんでしょうか…。

最後のページを見たところで、思わず口元がほっこりとゆるむのを感じました。その瞬間、心がふっと軽くなるのを感じました。
この絵本全体としては、いつもなかなか親の言うことを聞かない子どもにストレスがたまっている保護者向けの絵本という印象を受けました。この絵本を読むと、手のかかる部分も含めて「子どもらしさって大切だな」と思えるように感じました。

優しくて片付けも大好きなかいじゅうのお話です。

「こんなかいじゅうみたことない」と両親が言うほど、怪獣のイメージとは真逆の子ども怪獣が保育園に預けられ、成長していきます。
かいじゅうの成長が感じられる心温まるお話です。

怪獣好きの子どもたちに読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆

表紙のカラフルで可愛らしいかいじゅうに惹かれて手に取りました。
有名な『かいじゅうたちのいるところ』という絵本の中の「こんなかいじゅう見たことない」というセリフから閃いたお話なんだとか。
保育園に通って成長を遂げるかいじゅうくんを見て、自分の子供とダブらせて読みました。

とても面白かったです。
怪獣とは、かくあるべき、と怪獣のおとうさんとおかあさんが言う
色々なことが、とても面白いなと思ったのですが、
思い通りにならなくて、預けた保育園には、なるほど、はるほど
怪獣がいっぱいでした。
ちいさなかいじゅうくんは、ここですてきなことを学んだようですね。
子どもたちのやさしさを感じる、楽しい絵本でした。