「わけありリンゴのアップルパイ」 大人が読んだ みんなの声

タイトルで、傷林檎だと直ぐにわかりました。我が家も「わけあり林檎」を買うほうなので、１４個くらいで、９８０円なので１個が、７０円くらいになります（笑）残念ながら、温める専用のﾃﾞﾝｼﾚﾝｼﾞしかないので、アップルパイは、作れませんが。お母さんのお誕生日の為に、リクくんがカレーを作って、お父さんの失敗の為にも協力を惜しまないリクくんは、しっかりしているなあと感心しました。おとうさんは、１万円を落とさないでよかったなあと思いました。募金箱に入れてよかったんだと思いました。家族の温かさが感じられて、お母さんもお父さんの失敗を笑ってるのが、優しい家族だなあと思いました。

台風で傷がついてしまったリンゴ。アップルパイにしてほしいと願われて…これはつくってあげますよねー。
アップルパイが好きなのもあり、おいしいアップルパイが食べたくなりました。
家族愛があるお話でしたー。
漢字に読み仮名があると、子供も読みやすかったです。

お母さんの誕生日に奮闘するぼくとお父さんの様子を描いたストーリー。お母さんの誕生日プレゼントを買いにいったはずだったのに、お父さんが持って帰ってきたのは傷のついたわけありりんご。ちょっぴりおっちょこちょいのお父さんと、しっかり者のぼくが協力する様子がほほえましいです。こんなしっかり者の息子いいなぁと思う絵本です。

２０１３年ニッサン童話と絵本のグランプリ童話部門最優秀賞受賞作品です。
滋賀県草津市在住とのことで、軽快な関西弁が印象的です。
「生まれかわらす」なんて表現、なかなか上級編ですよ。
お母さんの３５回目の誕生日、リク君はカレーを作っていたのです。
そこへ、お父さんが帰宅。
お父さんは傷だらけのリンゴを抱えているのです。
台風被害のリンゴを買って、ついでに募金した時に、うっかり、一万円札を入れてしまい、
お母さんへのプレゼントが買えなくなってしまったのですね。
万事休すのお父さんですが、リク君は名案を思い付くのです。
それは、そのりんごでアップルパイを作ること。
その名案に至るくだりは、なかなかの人情話ですよ。
関西弁だからこその、絶妙の会話が、文章も生き生きと輝かせます。
もちろん、ボケ、突っ込みも抜かりありません。
幸せ家族のほのぼのエピソードですね。
リク君、お父さん、どちらも素敵です。
そうそう、林太郎も忘れてはなりませぬ。
リンゴへの愛もさりげなく。
ほんま、みんなわろてる（笑っている）ごっつええ話なんよ。
やっぱ、音読してもろうて文章を耳で聞くんが一番ええと思うんやけどね。