まだ娘が幼稚園に入る前に私は、この絵本に出会いました。
娘の横顔と表紙のあきの表情が重なってしまいました。
お話を読んでいると、娘はちょっと悲しい顔をしました。
どうしたの?と聞きかけてやめました。
娘は、こんとあきの中にすぅ〜っとはいりこんでいるように思えたからです。自分もこんやあきと一緒に電車に乗り、砂漠を越えていろんな経験感じているように思えたのです。
娘は、今でも時々読んでともってくることがあります。
娘は、心がちょっと疲れたときに読んでいるようです。
そんな時は、自分の大好きなくまのチョコちゃんに
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」と語りかけている娘です。
1冊の絵本を通して、自分の体験したことのないことも体験して
いるように感じ、子供にも親にも心に響くお話だと思います。