こんとあき」 いちがつにがつさんの声

こんとあき 作:林 明子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1989年06月
ISBN:9784834008302
評価スコア 4.87
評価ランキング 39
みんなの声 総数 454
  • この絵本のレビューを書く
  • あきの成長物語

    林明子さんって、どうして小さな女の子を描かせるとこんなに心に響いてくるんでしょうね。
    この本も、例に漏れず挿絵が素晴らしいです。

    さきゅうまちに住むおばあちゃんから、あきを見守るために派遣(笑)されたぬいぐるみのこん。あきとこんはいつでも一緒で、二人で一人が完成するような間柄です。こんが古くなりほころびてしまったので、あきとこんは一緒にさきゅうまちまで旅に出ます。あきが、旅を通して少し成長する物語です。

    よく旅行するうちの娘も、旅の道程の描写ではとても共感するらしく、色々とコメントしながらわくわくしているようです。そして、こんが犬に連れ去られる場面では、あきと一緒にハラハラドキドキ。広い広い砂丘や海という場所が、あきの心細さをよく表しています。こんの「だいじょうぶ、だいじょうぶ」という言葉が心に残ります。無事におばあちゃんの元へたどりつく場面では、読んでいる私がホロリ。あきちゃん、よく頑張ったね。

    投稿日:2010/09/20

    参考になりました
    感謝
    2

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「こんとあき」のみんなの声を見る

「こんとあき」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

いいから いいから / きんぎょがにげた / はじめてのおつかい / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / ぐりとぐら / だるまさんが / ごろごろ にゃーん / ムッシュ・ムニエルとおつきさま

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • おばけずし
    おばけずし
    出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
    なんと! おばけも おすしが 大好き!?苅田澄子&柴田ケイコのユーモア絵本


年齢別で絵本を探す いくつのえほん

みんなの声(454人)

絵本の評価(4.87)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット