上の娘が大好きだった絵本、下の息子には「男の子はあまり好きでないだろう」と勝手な思い込みで、今まで読んだことがなかったのです。
でも、やっぱり名作絵本は男女関係なく引きつける魅力があるんですね。息子も何度も「読んで」と言うお気に入りの1冊になりました。
始めの、あきが赤ちゃんからだんだん成長する場面は、母親である私が我が子の成長と重ねてしまい、懐かしさで胸が詰まる思いがします。
こんが乗り遅れたと思った時、上の娘は本当に涙を流し「こん、乗れなかったの?」と心配してくれました。そしてしっぽを挟んだだけだと知って「あ〜、よかった・・」とホッとする。この絵本を読んだ子どもたち(大人も)みんな、同じ気持ちになったことでしょう。
砂丘でもドキドキすることが起こるけど、いつもこんは「だいじょうぶ、だいじょうぶ」、「あきちゃん、心配いらないよ」と自分が大変な目に遭っていてもあきを気遣う優しさ・・・
優しいおばあちゃんに直してもらい、綺麗になったこん、よかったね!そして、こんとあきは、ずうっとずっと大切な友だちなんだろうなと思いました。