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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

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こんとあき」 えなびぃさんの声

こんとあき 作:林 明子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1989年06月
ISBN:9784834008302
評価スコア 4.87
評価ランキング 39
みんなの声 総数 454
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  • だいすき!!

    人気の作品とのことで最近購入しました。娘は一度読んだだけでっとても気に入ったようです。
    大人が読み聞かせをしなくても、本棚からこの本を探しだして何度もめくって見ています。私もこの本はとてもよい作品だと思いました。

    最初の場面、こんとの出会いから一緒に過ごしていく姿にまずじんときました。まるで成長記録を見ているようで、常にこんと一緒に成長してきたんだな、と。

    おばあちゃんのうちへ向かうふたり旅もどうなるのか心配しましたが、こんは立派にあきをおばあちゃんのうちまで連れていくことができました。途中、あきが困ってもそれに一生懸命応えようとするこんの姿も健気でかわいらしくて・・・人間でいうと小さいけれど「ちょっと年の離れたあきのおにいちゃん」という感じがしました。家に着いたときにはよくやった!よく頑張ったね!とふたりに言ってあげたかったです。おばあちゃんに会えた場面では、あきがこんをなおして!とおばあちゃんにお願いした言葉に涙が出そうになりました。ひろいさきゅうを、こんをおぶって大変だっただろうに・・・。私の娘も今ちょうど同じ年頃なので重ね合わせて見てしまいました。
    最後に3人での時間を過ごしている場面はすごく、すごくいいです。

    また、あきの一つ一つのしぐさがとても可愛らしく一生懸命こんと向き合っている姿がほほえましく感じます。あきの表情は穏やかな場面が多いですが、大げさな表情よりもあきの気持ちがよく伝わってきます。
    こんとあきはベストパートナーですね!あきがこれから成長して大人になっても、こんとずっと仲良くしてほしいです。あきに子どもができて、こんがその赤ちゃんと・・・なんて続いてくれればなあと思いました。
    どのページを見ても心を揺さぶられる、この本はすごいと思いました。

    読んだ後は娘は自信満々と「こんとあき、だいすき!!」と言って自分のお気に入りのぬいぐるみを抱きしめています。大好きな本がまた一冊増えて私も嬉しいです。

    投稿日:2020/06/04

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