支援センターで、息子が選んで借りてきました。
林明子さんの絵本はこれまで読んだものどれも好きでしたが、この絵本もとっても良かったです。
あきが泣いてしまったのでは?と思える
電車の中でこんが戻らずに右腕で顔をうずめる場面と
おばあちゃんに抱きつく場面では
胸がキュンとしちゃいました。
きつねのぬいぐるみが、あきを見守る姿や
あきが不安になったときに「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と気遣う優しさ。
あきのほうもボロボロになってしまったこんを
おぶってあげて優しいですね。
車掌さんも、潰れてしまった尻尾に包帯を
巻いてくれてとっても優しいなぁーって思いました。
「優しさを育む絵本」といっても過言ではないように
思えます。
2歳の息子は、登場する犬のことを
「アーンパンチ!」とやっつけています。
こんを連れ去ってしまうのが嫌なようです。
そんな息子のことも優しいなって思ってしまうのは
親ばかですね(^^ゞ