2歳の誕生日前、日本のじいじが送ってくれた本。
表紙の犬の絵・・・垂れ下がった長い耳と、ぴんと立ったしっぽが、
うちの犬とそっくり。
娘にとっては、大事な家族であると同時に、1番のともだちでもある。
じいじが、そんな理由でこの本を選んでくれたのかな?と思いながら、ページをめくる。
絵もお話も、独創的で、とてもユニーク。
字のないページもたくさんある。
娘と楽しくおしゃべりしながら、お話を広げていく。
娘は、女の子が犬にいっぱい歌を歌ってあげて、
2人がともだちになれたページが大好き。
そして、「またね!」と言って、犬の鼻から飛び降りて
帰っていく場面も好き。
「もうひとりぼっちじゃないんだ」
犬の顔がとってもやさしい。
「きみがもしもひとりぼっちで、とてもさびしくても、
きっとどこかでだれかが、きみとであうのをまってるよ。
だいじなのはさがすきもち!」
娘の心の片隅にも、残ってくれていたらいいな、と願う。