和菓子屋さんが舞台です。
色々な和菓子に「かっこわるいよ!」と言われ続けるだいふくくん。
しかし 彼は一番勇敢なお菓子であったため わが身を犠牲にし
みんなを守ります。
勿論 お菓子としては役目を果たせなくなってしまいますが
みんなを守りきったすがすがしさは とっても「しあわせなきもち」なのでしょうね。
水饅頭・柏餅・くしあんだんごや栗ようかん・・・
子供に馴染みのない和菓子ですが そこが何だか良かったりしました。
だいふく君に 意地悪な事もそれぞれ言うのですが絵が可愛いので 許せます。
意外な結末も 何だか素敵!!
読み終わると 「かっこわるいよ!」と言われていただいふく君に
「そんなことないよ!」と言ってあげたくなりました。