ぞうは長い鼻が当たり前。でも、むかしむかし、ぞうの鼻は短かったんだって!
どうして長くなったのか・・・。
いろいろなことに興味しんしんの子ぞうは、おにいちゃんにもカバにもキリンにもゴリラにも質問攻め。
みんなは、めんどうできちんと答えない。
それで、答えを探しに一人で出かけることにした。
そこで出会ったずるいワニの言うとおりにしたら・・・。
ホントのようなウソのようなほら話がお得意のキプリングの物語ですが、
リズムカルな日本語となり、その文字もくねったり、大小があったりしていて
長新太さんのとぼけた絵とともに、読むのが楽しい。
字を読むのが面白くて、1冊すぐに読めちゃいます。