自分で手づかみで食べることを楽しむ時期(1歳代かな?)に読むといいかなと思います。
でもでも、スプーンやお箸の練習中!という時期に読むのはちょっとNGかも。
なぜなら、スプーンを使って食事を始めるくまくん、たくさんこぼしてしまうので、ついには手づかみでムシャムシャと食べるという絵本なのです。
最後はくまくん自身もテーブルの上も食べ物でグチャグチャに。
けれど、くまくんは楽しそうに笑っています。
グチャグチャにして楽しむ時期、うちの子にもあったなぁと思い出しました。
くまくんのように本当に楽しそうに笑ってたなぁ。
親としてはあまりにグチャグチャされるとついカッと怒ってしまうのですが、どの子も通る過程なんですよね。
食べるという行為に興味を持った証拠。食べ物をお皿から選んで自分の手で口に入れるという楽しさを存分に満喫しているんですよね。
手づかみを大いに満喫した頃、自然と「スプーンでこぼさず食べてみたい」という欲求が生まれてくるものです。
なので、手づかみムシャムシャ食べ真っ最中の1歳のお子さんに是非どうぞ!
自分と同じことをしている「くまくん」の行動にきっと釘付けだと思います。
くまくんの絵本は他にもたくさん出ているので、1冊興味を持つとシリーズで楽しめますよ。