「わたし」には「けっこんしたねえさん」がいます。
ある日、泊りがけで遊びに来て、帰って行きました。
ねえさんはお風呂にパウダーをこぼしたり、植木鉢をけとばしちゃう「わたし」と違ってとっても大人で、「ゆめみたいにすてき」なんです…
いつか、ねえさんみたいに、色んなことができる人になって、かあさんに会いにくるから、待っててね、という「わたし」に、かあさんは…!
妹が二人いる私は「ねえさん」の立場のはずなのですが、その「かあさん」の言葉を読むたびにできの悪い小さな子どもになって、涙ぐんでしまうんです。
読み返すたびに、いつも。
子どもに、というより子どもだった人たちにおすすめ!!です。