結婚して家を出て行ったお姉さんと、まだ身の回りのこともおぼつかない妹。
妹からすれば、お姉さんは憧れで、やることがまねのできないことばかり。
畏敬の念で見つめながら、歯がゆい思いをしている妹の愛らしさを感じます。
妹は、お母さんに、自分も頑張るから「まっててね」と、幼心に弁解するのですが、これがまた愛らしいのです。
今のままで充分と、そのままを抱きしめるお母さん。
なんだか、とてもホッと息が出る絵本です。
心配しなくても、きっとあなたもお姉さんのようになるわよ。
お母さんの子だから。
お母さんの包容力にバンザイ。
素晴らしい家族です。