羊たちといるのがとても心地よくて、なんとか羊たちと仲良しになりたいと願うオオカミのお話です。
とてもふんわりとした優しい絵ですが、くっきりすっきりとした絵ではなく、何本も線を引いて描いてあるので、1年生の次男は、「絵が汚れてる」と気になるようでした。最初の方は、お話よりもそっちが気になってしまったようです。
でも、オオカミがなんとか羊たちの輪に受け入れられようと、いろいろ頑張る姿を見ていくうちに、「オオカミ、いいヤツだったんだね」と言うようになり、最後には良かったと安心していました。
優しい系のお話ですが、しみじみと心に沁みてくるというより、お日さまの光をいっぱい浴びているような、ふんわりとしたあったかいお話です。