誰もが知ってる、どんぐりころころの歌。
確かに、つづきが気になりますね。
子どももきっと、どんぐりさんがお山に帰れるといいな…
と願いながら読み始めたことと思います。
歌に乗せて読み進めていくと。
かえるのけろきちがお山に運んでくれたところまでは想定内だったのですが…
「かめじゃん!!」と子ども(笑)
残念ながら、お山まで送ってもらうのは無理だったようです。
そして、次々出てくる、りすやらたぬき、カラス、子ども。
どんぐりにとって「天敵」とも「協力者」ともなる存在がどんどん登場します。
特にタヌキに食べられるところでは…
「えー!!」と子どもはびっくり、ドキドキ、
食べられちゃったら終わりじゃないの!?という感じ・・・
でも、ウンチに出てきてまた「えー!!」(笑)。
次はどうなるのかと、楽しみながら見ていました。
すぎやまさんのどんぐりころころは、大人が最初に期待したような、きれいでかわいい内容とは違っていました。
でも、子どもは楽しみながら、自然界の摂理を受け入れていたようでした。
ファンタジックなお話もいいけど、こんな現実的な、でも最後には心温まるようなお話も素敵だなと思います!!