子供のころ、良く歌った、どんぐりころころ。
絵本を読みながら、懐かしくて、ついつい歌っている自分がいました。
歌い終わった後、結局、どんぐりは帰れなかったんだよな〜。と、ずっと、寂しく思っていたのですが、まさか、その続きが出来るとは、考えもしませんでした。
文の拍子も調度良くて、歌いながら読んでいくと、どんぐりの為に、ドジョウやみんなが協力している姿が、とてもすてきでした。
無事地上へ帰ってからも、どんぐりが寂しくない様に描かれているところは、本当に優しい気持ちになりました。
なんとなく寂しく終わった歌が、素敵な歌に変わる。新しい、どんぐりころころを、子供と歌ってみたい!!と、感じさせる、作品です。