ちょっとだけ時間が出来たので、児童書専門店に行ってきました。ワールドカップに因んだのか、そこにはドイツの絵本がたくさん置いてありました。原書はかなり前から持っていて、学生達にもそれを紹介していましたが、これは邦訳もすばらしいです。100年以上も前から未だに出版されている「古典中の古典絵本」です。ドイツ人なら老若男女誰でも知っています。多分ほとんどの家庭に1冊あるのでは?と思います。ラジオもテレビもない、もちろん電気だってほとんどない時代に、我が子のために描かれたもので、内容はしつけが根底に流れています。でも今でも充分に通用する内容だと思います。
授業では、絵本の歴史というカテゴリーで紹介していますが、残念ながら学生の評判は今一つ。お話しが残酷で絵が好きになれないのだそうです。