大縄跳びをする、ただそれだけのストーリーが、
長谷川義史さんの手にかかるとこうなるのですね。
ペッタン ペッタン
ペッタン ペッタン
なわとびしましょ
おはいんなさい。
繰り返されるこのフレーズがたまりません。
最初はまあまあ普通の人々ですが、段々様相が変わって、
お侍、ろくろっくび、宇宙人!?
宇宙人の名前、語り手泣かせです。
そして、終わりは突然に。
ここを読者にゆだねたのは憎いです。
背景が少し変わった素材で、ベニヤ板?
その独特の風合い、見守る雲の表情も味わい深いです。
幼稚園児くらいから、大騒ぎになるでしょうね。