「はらぺこあおむし」が大好きな娘たちに読みました。
やどかりが新しい家をみつけてから1年かけていろいろな友達に
あっていきます。
いそぎんちゃく、ひとで、さんご、まきがい・・・。
夏休みに海でシュノーケリングを楽しんだ娘たちは
「うん、うん、うみのなかはこんなだったね〜〜。」と
絵の美しさに、海を思い出したようです。
1年経って、やどかりにはこのすてきな家が少しきゅうくつになり、
せっかくできたお友達をお別れしなくてはならない。
さびしいけれど、自分より小さいやどかりに友達を託して、自分はまたあたらしいお友達さがしに出発していく。
いそぎんちゃくの成長物語と美しい絵、両方たのしむことができる本です。
夏らしい本だと思って手にとりましたが、入学などの門出にプレゼントするにもよい本だと思いました。