読者の年齢などによって様々な捉え方ができ、楽しめる本だと思います。
主人公のやどかりは、慣れ親しんだ家(殻)を出て、初めて自分一人で、広い海の底を旅します。
最初は未知の世界に怯えていますが、やがて様々な海の生き物達と出会い、仲間を作り、成長していくお話です。
当時4歳になったばかりの娘には、そんなコトは分からなかったと思いますが、単純に、あまり馴染みのない風変わりな海の生き物たちに、とても興味を持ちました。
ヤドカリの習性などについての詳しい記述も記載されていて、勉強にもなりますよ。
最近では、娘がパパに色々説明しながら読んであげています。