継子のこめぶきと連れ子のあわぶきのお話。
継子と連れ子の姉妹といえば、それだけでイメージ設定が出来てしまうのですが、継母の意地悪さはさておいて、この姉妹は思ったほど仲は悪くなさそうです。
それより、このお話に出てくるキャラクターの多さと展開の速さに頭がついていかないのです。
やまんばは二人を食べようとしたのではなかったのでしょうか?
あわぶきはやまんばのしらみとりから逃げ出してしまったのに、どうして魔法のお鍋をもらったのでしょうか?
そのお鍋で山を出したり、大きな川を出したりして、こめぶきと鬼から逃げていくのですが、活躍しているのはあわぶきの方では?
こめぶきのもらった小さな箱が活躍するのは、もっと後。
そこきらは、シンデレラ風昔話になるのですが…。
結論として、あわぶきは可哀そう。
よく考えるとあまりよくわからないお話でした。
ただ、子どもたちは理屈には縛られず、お話の雰囲気を楽しんでくれるようです。