3匹のかわいいオオカミが建てる立派な家を次々に破壊する、「とんでもないわるブタ」。
お話は、『元の3匹の子ブタ』を知っていれば小さい子にも分かりやすいパロディー。
ハンマー、電気ドリル、果てはダイナマイトまで持ち出して破壊してゆく悪ブタ…私の読み聞かせの技術不足で、今一つ迫力が出しきれませんでした。
NHKの「てれび絵本」みたいに、音楽や効果音を入れたらかなり面白いかも。
7歳の娘には、「パロディーすること」の面白さがあまりピンときてないようでした。そういう点で、「3〜4年生」向きの分類なのかな、と。
大人の目線では、度々命からがら逃げ出すオオカミが、必ず急須(ティーポット)だけは持ち出しているところをさりげなく描かれているのが、クスッとさせられます。