昔あった小さな町、カミカミゴックンでは、なんと、食べ物は空から降ってきた。
しかも、1日に3回、朝、昼、晩。
いいですねぇ〜。ちょっとありえないけど、あったらどうだろうな。
こういうお話、大好きです。
この食べ物が降ってくる、その降り方も半端じゃない。
ホットケーキとかハンバーガー、目玉焼き、トースト、そのまま降ってくるんです。
それをみんなは、お皿やフォーク、スプーンを持って待ち受ける。
それが、この町の食事の方法。
4歳の息子は、
「お母さんも、こんなところに行ったことある?」
子供たち「おおおおー」です。大喜びです。
その後、異常気象が町を襲い、大量のパンの嵐やトマトの竜巻に見舞われて、とうとうみんなは町を捨てて出ていくことになるんだけれど...
パンだらけの海や、巨大なホットケーキに襲われた学校に、またまた、おおおおお〜。
ちょっと絵の感じがこわいかなぁというのはあるけれど、お話自体には、大満足。