太田大八さんの絵本ですが、色合いといい絵のタッチといい、少しエキゾチックな雰囲気のある絵本です。
象と同じくらい大きく育ってしまった「ブータン」と飼い主のベンさんのお話。
博覧会で見世物にされたり、もう少しで丸焼きにされたり、と大きく育ってしまったために危険な目にあうブータン。
でも飼い主のベンさんの大きな愛情で(お金を積まれても売らなかった!)、助かりました。
娘はベンさんがお金を持ってきた役人にどなりつけるシーンが大好きで、私に「ここは大きな声で読んで!」と催促します。
権力者に対する皮肉、それをやっつける?爽快感。
彼女なりに感じているものがあるのでしょうか・・・。
太田大八さんの絵本は、題材によってタッチが違いますね。
「だいちゃんとうみ」とは全く違った感じの絵本ですよ。