「リサとガスパール」シリーズを読むのは、日本に行くに続いて2作目です。
他の方の意見を見ると賛否両論ですが、読んでみて私も成程と思わざるを得ない内容でした。
しらみが物語に出てくるのは良いですし、学校にしらみ人形を吊るすというのがフランスの風習だとしたら、結構いいなと思ったりしました。
でも、しらみの卵がいたリサだけを誕生パーティに呼ばなかったり、そのパーティの主催者が水疱瘡になって、結局行われなかったというオチは、絵本には相応しくないと思います。
しらみが居なくなったお祝いにスカーフをプレゼントしたということから表題になっているのも、話の繋がりが余り感じられないので、違和感を覚えました。
読み聞かせしてあげた小学校1年の次男の評価は、面白くないでしたが、このシリーズはストーリーが面白いと聞いていたので、少し残念な気がしました。
シリーズものって難しいので、他の作品を読んでみてから評価してみたいと思います。