真っ赤な炎の中を裸で子どもを背負う衝撃的な表紙に
涙だけではない戦争を伝える絵本が出たな。と思いました。
わが子が小学生になったときに始めて見せました。
まず・・絵のリアルさ。
言葉がつまります。
『おかあさん・・・・』
息子の顔は今まで読んできた戦争の絵本を読み終えた後の涙目ではありませんでした。
ちょっと引きつった、緊張した顔でした。
戦争というのは本当に残酷で悲しい物なんだ、怖いものなんだ・・
その後『はだしのげん』の漫画に出会い原爆の怖さを再確認していた息子ですが、
「絵本でもこんなのあったよな・・」
みずからまたこの絵本を手にとった姿にいい絵本とのいい出会いがあって良かったと思いました。
こんな絵本で育ったこどもたちなら戦争はもう起こらないでしょう・・
そう信じたいですね