女王様のためにきらきら光るクリスタルを持ち帰ろうとするアリたち。
そんな中、2ひきのアリがクリスタルの中で一晩寝過ごすと・・・
アリの目線で描かれたこの作品。
読んでいくうちにだんだん、人間の暮らしの中に迷い込んだアリの立場になって、ハラハラドキドキしてしまいます。
一体何度もうダメだと思ったことか・・・
それでも生きて逃げ延びようとするアリたち。
運のよさもあるのでしょうが、小さい体に驚くほどの生命力を感じました。
いけないアリがたくさんの危険と引き換えに得たものは、当たり前のことだけど、とても大切なことでしたね。