「ぼくのたんじょうびなんだもん」と、ビリーはもらったプレゼントを誰にも貸しません。もらったおもちゃを独り占め。
こんな子、よくいますよね。我が家にもいますよ、ビリーにそっくりな性格です。
多分、欲張りとかけちんぼとか・・そういう事とはちょっと違うんでしょう。
「じぶんだけ」という響きは、特に下の子どもになればなるほどこだわるもの。(そういえば、ビリーもお姉ちゃんがいますね)
滅多にない自分だけの特別な日に、「じぶんだけがもらったもの」を自分だけで存分に楽しみたいと思うのは、当然なことかもしれないですね。
「独り占めなんかしないのよ!けちね!」と叱らないで、
気のすむまで独り占めをさせていれば
そのうちに「みんなで遊んだ方がもっと楽しい」って気づくはずです。
この絵本のビリーのようにね。