アンゼルセンのあかいくつのお話にピッタリの岩崎ちひろさんの絵がステキでした!
カーレンという貧しくお母さんを亡くした かわいそうな女の子
あまりにかわいそうに思って 信仰心の深い奥様が育ててくれます
神様の救いでしょうか?
しかし あかいダンス靴をはいて 教会に行きみんなからとがめられますが・・・・女の子は、嬉しくてたまらず、お祈りをする事さえ忘れていました。
神様は この女の子に罪を与えたのでしょうか?
赤い靴を履くと いつまでも踊り出し止められないのです。
優しく育ててもらった奥様が病気で死んでしまったのを見て初めて女の子は、罪の意識を感じ 自分の足ごと赤い靴を切り落としてもらうのです。
そして 神に召されていくんです。
なんと かなしい お話でしょう。
人間の犯した罪に対して、アンゼルセンは あかいくつのお話を通して
私たちに 人間がどういう気持ちで生きるべきかを 考えさせてくれているように思いました
深いお話でした。