本屋で時間をつぶしているときに、優しくて温かい絵が目にとまりました。なんとなく惹かれて、中身も確認せず購入しました。
家に帰って一人になったときに読みました。
涙が出ました。
そうか。助けてって言ってもいいんだ。
見た目はとげとげでも、素敵なところもあるんだ。
悪いところだけじゃない、好きって言ってくれる人もいるんだ。
1人で頑張りすぎなくてもいいんだ。
泣けないサボテンは、私でした。
大人になるとなかなか弱音を吐けないし、涙も見せられないし、強がって生きるしかないような気がしてました。
強がっているけれど、本当は誰かに認めて欲しい。優しく声をかけて欲しい。
そんな気持ちを、この絵本が優しく温かく包み込んでくれました。