私が子供の頃、通っていた幼稚園にもこの絵本がありました。
いつもだれかが読んでいて、なかなか順番が回ってきませんでした。
森の大きな象、ぐるんぱは汚くて臭いがしてやっかいもの。他の象たちはぐるんぱをきれいにして町で働けるように送り出します。
さて、町に出たぐるんぱはお菓子屋さんをはじめとして、陶器屋さん、靴屋さん、ピアノ工場、自動車工場で働きますが作るものが大きすぎてどこも追い出されてしまいます。
やめさせられるたびに、ぐるんぱの作った「大きすぎるもの」を持って、ぐるんぱは放浪します。
ある日、幼稚園に行くとぐるんぱは子供たちに大歓迎!大きすぎたお皿はプールになるし、靴はかくれんぼするおもちゃに!。。
というお話です。
最近は背景が真っ白のシンプルな絵本が多いですが、子供に親しみやすい水彩画のような、描き込まれたかわいい絵柄。あったかいストーリー。
お子さんが喜ばれること間違いなしです。