一人ぼっちのぐるんぱ。泣き虫で汚くてみんなに受け入れられず、働きに出されることになりました。
でも、ぐるんぱは大きいゾウ。どんな仕事をしてもサイズが大きすぎて受け入れられません。
そんなぐるんぱは、子だくさんのお母さんに子守を任されます。今度はみんなに喜ばれ、ようちえんを開くまでになりました。
うちの子供たちも、ぐるんぱがしょんぼりするところではがっかりした様子でしたが、ぐるんぱが幼稚園を開いたところでは「ぼくもぐるんぱのようちえんいってみた〜い」といって喜んで、何度も何度も読みました。
みんなと違っても、自分に向いていることは必ずある。それを行動に起こしたとき、みんなを幸せにすることだってできる。
自分の力を信じるきっかけになる、とても素敵な絵本です。