1966年が初版本だというから息のながーい絵本ですね
内容は知らなくても「ぐるんぱのようちえん」は聞いたことがある人はたくさんいると思います
色も鮮やかで最初のページをめくると手書きの文字が出てきて、なんだか楽しそう・・・と予感をさせるのだが・・・
ぐるんぱはきたなくてくさいぞうで、毎日泣いてばかり・・
かつて大学生と教授のコミュニケーションがうまくいかないときに、学生に読み聞かせしたことがあると言われる絵本と聞いて興味を持ちました
自分の居場所探しをして次々と失敗をかさねるぐるんぱ
もうどうしようもなくて、それでも子供と遊んだことで
幼稚園を開いて最後は自分の居場所を得る・・・
経験不足の学生たちが、せっかくのキャンパスライフを自分を探せないままに殻に閉じこもり終わってしまう・・・
この絵本を読み聞かせするようになって、学生たちに変化が現れたとのことでした
この絵本の威力を感じます