小学生の男の子が書いた詩が絵本になったということで、そのピュアで鋭い感性に驚くとともに、長谷川義史さんのイラストがピッタリと合っていて本当に素敵な一冊だな〜と思いました。
「へいわってなに?」
生まれた時から平和な時代を生きていると、当たり前の毎日が「へいわなこと」だと気づくのは難しいですよね。
小学校一年生の娘も、「へいわでよかった」と読み終わったあとにつぶやいていました。「このへいわがずっとつづくためにどうしたらいいの?」と聞くので、「へいわを守るためにできることをしたらいいんだよ」と話しました。「せんそうだけはぜったいにしない」と心に誓ったようです。「戦争」なんて遠い遠いものでしかありませんが、「へいわがつづくようにがんばる」ことを考えるのは大事なことだと思いました。