小学6年生の美琴の弟 和樹がゲームの世界にひきこもってしまった?
和樹の4年生のクラスで同級生が刺された?そのせいなのか、それとも美琴が和樹に「あんたなんかいなくなればいいのに」と言ってしまったせいなのか、それとも…?
ネットでできる3次元の冒険ゲームを自分で作るソフト「3DオンラインRPGつく〜ら」。そのソフトで和樹が作った「ワカンネークエスト」をプレイすることで和樹を迎えにいこうとする美琴ですが…。
ゲームでもなんでもこどもが「死ねっ」なんてことばを憎々しげに使っていると、どきっとしますね。美琴たちの両親は和樹が暴力的になったりしたのはすべてゲームのせいにしたいように思えます。両親も子供を心配して思ってはいるのでしょうが子供と真に向き合おうともしていない?のかも。
最後に美琴が教師たちを相手に言うセリフが良かったです。
貧しいストーリーを作らせないで!