宮沢賢治さんが、コメントされている通り、この作品は、単なるおとぎ話ではございません。
この1冊の絵本には、宮沢賢治さんのメッセージが凝縮されており、お子様から大人の方迄、深く考えさせられる内容となっております。
まるで、日本のピカソのような大胆な色彩!
自分だけ良ければいいと思いがちな人間、真の強さとは、真の優しさとは・・・・・・。
痛々しく、惨忍で目を覆いたくなるようなイラストもございましたが(>_<) この1冊を読んで、本当の優しさ、思いやりを改めて考えさせられた作品でした。簡単なようで、奥深い作品でしたが、お子様と一緒に読まれてみると良い作品ではないかと思わせて頂きました。