娘のリクエストで2度、図書館から借りた本です。『はじめてのおつかい』などと物語は似ているのですが、さすがにアフリカというか、行き先の市場は遠いし、自分で育てたニワトリの卵は持っていかなければならないし(頭にのせて)、かなり大変そうです。ジンガくんは心細いのですが、お母さんはさらに小さい子を3人も抱えて「大丈夫、大丈夫」と明るいものです。市場でジンガくんを待っているおばあちゃんも「強い女」っぽくていいキャラクターです。我が家の娘はもうすぐ5歳ですが、ジンガくんのように大人のお手伝い、または大人並みの仕事をすることに興味を持っているので、この本が気に入ったんだと思います。