今でも雪の多い北国では、出稼ぎに行くのでしょうか?
北海道に住む、コウくんは、一年生。お父さんとおじいさんは、わかめやウニやコンブを取る漁師です。夏はみんなでコンブ取りが忙しく活気に溢れていますが・・・冬になると漁に出られません。海が荒れるからです。お父さんもお母さんも東京に働きに行きます。お母さんが編んでくれたくさいろのマフラーをして、お兄さんたちと待ちます。「やい!北風、早く春を連れてこい」お正月も帰ってきません。どんなにか寂しい事でしょう。
おる日コウくんのくさいろのマフラーが風に飛ばされて泣い
てしまいます。生きるために人たちはこどもを置いてはたらきにでかけるのです
親子が離ればなれになって、働かなくてはならない現実。
厳しいね!
貧しさゆえ、今 金持ちとお金のない人の差が大きく成ったと言われています。
漁業や農業は大切な産業です。それを守るために国の援助が必要です。
コウくんのお母さんお父さん早く帰ってくると良いね。じっと耐えるコウくんたちガンバレ!