佐藤さとるさんがなくなられて 彼の作品を読んでみました
彼の作品では おおきなきがほしいや コロボックルのお話をよく読んでいました
そこなし森のはなしは ちょっとふしぎな森の中に 六部という、坊さんのように お寺や神社をお参りする男(お遍路さんのような人)が そこなし森で本を読んで過ごしたのです
この時間 彼は何を思っていたのでしょう?
人が生きるとは そんな深いことを考えてしまいました
猟師はそこなし森にはいり 鹿を追っかけそこで 六部の大男を見たと父親に話します・・・・・
不思議にも 明くる日 六部は 日光街道へと旅に出るのですが そこで道を尋ねたのが あの猟師だったのです
なんだかちょっと不思議な話でした
このそのなし森
そして旅する六部はどういきていくのかなあ? 余韻の残るお話しでした
子どもにはちょっと分かりにくい話ですね(コロボックルの話はおもしろい)
中村道雄さんの組木の絵が 森の中の味を出していたように思いました