大雨の日に生まれたうさぎクン、泣くと雨が降って来ちゃうから、友達にはいやがられ、お母さんも困っちゃう・・・。でも泣かずに我慢できたある日、友達が笑顔でお土産持ってうさぎクンのもとに集まってきます。娘は、泣き虫うさクンとプンプンコワい顔の友達うさぎさんたちがみな笑顔になってるこの最後の場面が好きなそうです。皆ニコニコ遊べるの一番だね、と。
最初に読んだ時、対象年齢はどれくらいなのか、娘あるいは息子はどういう反応を示すのかな、と思ったのですが、娘は気に入ったようで、息子にはまだピンとこなかったようです。
挿絵は、和紙も使った切り絵が素朴で優しい感じです。