今まで読んできた佐藤多佳子さんの作品と比べると、作風がちょっと違う印象でした。
今までの読者よりも年齢層の設定が低いためか、最近の読み手の好みに合わせたのか、「文章が軽いな」というのが第一印象でした。
主人公も小学5年生とかなり若いです。
シリーズものになるようなので、第1巻では登場人物たちの生い立ちや関係性など説明っぽいもので、物語はまだまだ本の序盤という感じでした。
今後の展開にこうご期待!です。
特に何年生向けというのは書いてありませんが、主人公が小学校5年生なので、小学校の高学年から中学生くらいが対象ではないでしょうか?
気になるのは白いカラスの「フォー」です。これからこの「フォー」がどんな役割を果たしてゆくのか目が離せません。